私は長年乾燥肌に悩んできました。特に冬は乾燥シーズン。しっかり保湿したつもりでも、口の周りは粉が吹いたようになり、ファンデーションはボロボロ。顔だけでなく、足や腕もまるで蛇の鱗のようでした。そんな私の肌が改善した方法が肌断食です。

肌断食とは医師の宇津木龍一さんが提案した肌質改善の方法です。段階を追って、メイクだけでなくスキンケア用の化粧品もやめ、純石鹸か水での洗顔のみにするというスキンケアです。正直、簡単に受け入れられる方法ではないと思います。しかし、理屈を読んでみて取り組んでみようと思いました。

まず、メイクが肌に悪いと言われる理由について簡単にご説明します。多くの化粧品に含まれる界面活性剤は、肌のバリア機能の重要な成分を破壊してしまいます。これにより、潤いが十分に保てなくなってしまいます。また、私たちの肌には常在菌というのもが生息しています。これらは、正しく付き合えば花粉やカビなどの外部の刺激から肌を守ってくれる存在です。

しかし、化粧品に含まれる防腐剤は常在菌を殺してしまうので、トラブルが起きやすい肌になってしまうというのです。そしてこの界面活性剤や防腐剤は、メイク用品だけでなく、化粧水や洗顔フォームなどにも含まれているのです。下地、ファンデーション、パウダーを塗り、それを落とすために界面活性剤入りのクレンジングをしっかり塗り、その上からまた防腐剤入りの化粧水をしみこませる。手間と時間をかけて肌本来の力を確実に削いでいたことになります。

確かに、化粧水をつけた肌は潤って見えます。ファンデーションを塗った肌は色むらなく健康的な肌に見えます。しかし、その下で素肌は正しくターンオーバーができずボロボロになっていきます。

そこで、思い切って全部やめてみました。純石鹸での洗顔とどうしても乾燥が酷い時には必要箇所にワセリンを少量塗ることで対処します。すると、最初はボロボロの素肌があらわになります。乾燥部分がかゆく感じることもありました。

しかし、それこそが本来の肌の状態なのです。しばらくすると正しくターンオーバーし、健康な状態の肌が顔を出します。時間はかかります。私は1か月くらいで乾燥からは解放されました。今はお湯で落ちる化粧品でポイントメイクだけをして外に出ても平気になりました。信じられないです。

何よりのメリットは時間短縮になったことですね。乾燥肌を直そうと必死にクリームを重ね塗りしていたことが、逆に乾燥をひどくしていたなんてショックでした。だから年々乾燥がひどく感じていたのかもしれません。これからも続けてさらに美肌を目指したいと思います。